筑波大学
理工情報生命学術院
システム情報工学研究群
知能機能システム学位プログラム
連携大学院
本研究室は、カメラを用いた視覚データを中心に、観測手法と分析手法の研究開発というおおまかに2つの研究を行っています。一つの方向性はコンピュータビジョンにおける基礎的な研究分野の一つである幾何学的解析に基づいて、観測対象の大きさや動きを計測・推定する研究です。近年特にその発展である、時間変化する対象の観測の研究を行っています。計測技術を発展させ、従来観測できなかった事象や、計測技術の新しい応用の研究を行うことが目標です。
もう一方の方向性として、計測によって得られたデータを元に、より高次の事象の情報を得る研究です。例えば、変化する観測対象の一つとして人の運動の観測があり、カメラによる観測を用いて力や筋活動度といった物理量を推定し、運動の分析を行う研究を進めています。これは直接目に見えない、カメラで撮影できない量に対して、コンピュータビジョンの技術を用いて計測、推定を実現することを目指す研究と言えます。今後、直接光学的に観測できない事象の可視化や、機械学習と組み合わせることによって、より抽象的な事象の推定に拡張していくことを目指します。
東京農工大学
機械システム工学専攻
連携大学院
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ロボットの自律性の高めるための研究を、ヒューマノイドロボットを主要なプラットフォームに使用し、国際共同研究を通じて進めています。主な研究テーマは、作業や動作の計画と制御、ロボットによる人間動作の再現と機器検証、感覚を統合したインタフェースによる人間・ロボット協調システムなどです。配属先はフランス国立科学研究センター(CNRS)と産業技術総合研究所により設立された国際研究組織 AIST-CNRS ロボット工学連携研究体および人工知能研究センターで、外国人研究者と切磋琢磨して国際感覚を磨きつつ、ロボティクスの先端研究課題に取り組みます。